爬虫類脳との共存にエモーションフリー

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「Karoshi」は日本発症の単語です。世界広しといえども翻訳しようにもできません。世界には働きすぎて死ぬという概念がありません。外国人に話しても、都市伝説か何かと思われるのがオチです。

でも日本に住んでいる日本人なら、自分のことのように理解できる人は非常に多いのではないでしょうか?1960年代より高度経済成長と共に、モーレツ社員という言葉に象徴されるように、右肩上がりの経済成長をしてきた日本、1990年代、バブルがはじけて、不況が続き、今や不況
交通事故死より多い国、日本。軽犯罪は全世界に比べて少ないけれど、凶悪犯罪は目を覆うほどひどい国、日本。

過労死は、一つに、働くことがお金を得る手段ではなく、生きがいや目的そのものになっていることもあります。勤勉、生真面目なのは世界に誇れる美徳ですが、自分を尊重すること、大切にすること、愛することが置き忘れられていることが少なくありません。自分を愛せないがゆえに他者や他者からの要求を何よりも優先することによって、愛される自分を他人に投影することがよくありますが、多くの人はそれに気づいていません。また、人からよく思われたい、という気持ちは承認欲求ですが、十分よくやっていても、もっとできるはず、まだまだ、という一見モチベーションアップに見えますが、心の中ではどこまで頑張ればいいのかわからず、疲弊していっても走り続けなければならない状態に陥っているかもしれません。

D通の女性新入社員、過労死自殺、労災と認定。本当にお気の毒で言葉が見つかりません。少し前に報道されてたものには、非常に違和感を感じました。残業時間だけの問題ではないです。東大卒でしかも美人、これを快く思わない輩はいるでしょう。つまり、この自殺の陰にはパワハラ、モラハラの側面があったとしか思えない。つまり追い込まれて自殺に至るほど、外部の力によって、精神が崩壊させられていたのだと想像できます。

そこに本人の思い込みが加わったらどうでしょう?「私はダメな子」「私は傷つけられる」「私は不当に扱われる」などの思い込みがあれば、このような現実を創り上げてしまいます。そして大概は、「助けてもらえない」「助けはいらない」「独りぼっち」「言いたいことが言えない」「言いたいことを言うと拒否される」等といった思い込みも存在している可能性が高いのです。※この女性がそうだと特定するものではありません。

この女性に限らず、現実がおかしくなっているのに、過労が重なり、罵声を浴びせられ続け、精神的にぼろぼろで、冷静な判断はだんだんつかなくなっていきます。この思い込みのエネルギーってとっても強いんです。特に「助けはいらない」っていう思い込みがもしあったとすると、ここに至るまでに「助けて」のサインを数えきれないほど出してきたはずなんです。でも現実には助けてもられなかった、苦しみを理解してもらえなかった、そんな経験を積んでいくにつれて、「助けてもらえないなら助けはいらない」に変化しちゃうんです。そして、「助けて」と「助けはいらない」を振り子のように行ったり来たりします。この振り幅が大きければ大きいほど、ものすごく疲弊します。

この振り幅が、透明な見えない盾となって、助けを余計に阻むんです。SOSを出していても、この人は強いから、頑張り屋さんだから、やればできる子だから・・・・そういう姿を見せられてきたとすると、周囲には、そこまでの危機感が伝わらないのです。お互いに思い込みの中で生きているわけです。

爬虫類脳(はちゅうるいのう)と言われる脳があります。本能を司る一番古い脳です。人は何か行動しようとするときに、危険か危険じゃないか?ということを無意識に判断します。その指令を送るのが爬虫類脳の働きです。「必要な人間になる為に生きるのだ」さんより転載させていただきましたが、とてもわかりやすくまとまっていて、ありがたいです。

この爬虫類脳を上手にコントロールするのに、エモーションフリーはとても役に立ちます。感情に振り回されることを爬虫類脳は喜ぶのだと書いてあります。ならば私たちは感情をコントロールすることでしか、太刀打ちできないのです。すべを知らないよりは知っていたほうが、一生つきあう爬虫類脳ですから、共存していくしかありません。ストレスが強すぎると、戦うか逃げるかという指令を出すのもこの脳です。この振り幅を極力少なくすることがキーです。苦しかったら逃げていい、究極の戦いの振り子の向こう側には究極の逃げがあることを忘れてはなりません。安全な場に逃げてほしいと心から思います。

安全な場所を自分で創り、爬虫類脳と共存する、それがエモーションフリーなら実現できます。

2016年10月30日(日)、東京、自由が丘でエモーションフリー講座を開催します。

今日も笑顔あふれる楽しい一日をお過ごしください。

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